労務条件は破るための物?

50代男性会社員です。私は今まで転職を何回か繰り返してきましたが、一番酷かった会社について書きたいと思います。労務とは労働者が働くうえでの給与などの待遇を規定している物で雇用者は守って当然だと思ってきました。しかし今でこそブラック企業と言う言葉がありますが、まさにピッタリの会社でした。求人票に書いてある給与や残業代完全支給、月給制などの条件を信用して会社に入りましたが、入って1・2か月でウソと分かるほど酷いものでした。基本給と書いておきながら日給だったり、毎日数時間残業しても残業代は全く出なかったり、会社の都合で休まされたりと毎月の収入が安定しませんでした。当時アパートで一人暮らししていましたが、家賃や光熱費を支払ったら数万円しか残らず貯金を切り崩す状態でした。そんな環境では生活が出来ないと思い、結局半年ほどで辞めてしまいましたが正解でした。その後違う会社に就職しましたが、労働条件もきちんと守られていましたので生活も困らず今に至っています。ブラック企業に勤め続けていればそのうち環境が改善されるだろう、と考えている人も居ると思いますが、そのような会社に法律に従った労務を履行する気など無いことを知っておいた方がいいと思います。そんな立派な会社ならブラック企業であるはずはありませんから。