今から10年前に勤めていた福祉施設はまさにブラックそのものでした。今思えば、姫路の弁護士事務所に相談すべきでした。
まず残業時間。私は相談員業務をしており、本来ならば2、3人で回さねばならない仕事量を1人でこなしていました。
朝はほぼ始発電車で通勤し、帰りはいつも終電間際。
休みは月8日なのですが、休めて3日がいいところで、当然タイムカードは通させてくれません。
こんなにボロボロになって働いているのに、上司である部長と課長はいつも定時で帰宅。
しかも、相談員を1人で回しているという事で、他の施設よりも人件費を大幅に抑える事が出来ているとの事で、本部の人間から手腕を評価されていました。
苦労しているのは私なのに、私には全く見返りが無く、本当に理不尽だなと感じていました。
そんな私が退職を決意した瞬間があり、それは私がインフルエンザに感染し、休まざるを得えなかった時、部長から「お前がおらなんだら、誰が仕事する?よく考えてみぃや。」と言われ、40度近い高熱があったのに、出社せざるを得ない状態でした。
こんな所で働きつづけていたら、ぜったい後悔するだろうなと考え、退社する事にしました。